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差し込みメールを一括送信する方法|Word・Gmail・GASの3つのやり方と注意点

請求書送付の案内、セミナーの出欠確認、取引先への年始挨拶——本文はほぼ同じで、宛名や一部だけ違うメールを何十通も送る場面は毎月やってきます。1通ずつコピーして宛名を直す方法は、時間がかかるうえに「宛名と添付の組み合わせ間違い」という最悪の事故を招きます。本記事では、差し込みメール一括送信の3つの方法と、事故を防ぐ設計を解説します。

差し込みメールを一括送信するイメージ

方法1:Word+Outlookの差し込み機能——追加費用ゼロの定番

Officeを使っている会社なら、Wordの「差し込み文書」機能でExcelの宛先リストを読み込み、Outlook経由で1人ずつ個別のメールとして送信できます。

弱点は、添付ファイルを個別に付けられない・送信記録が残しにくいことです。全員同じ内容の案内には十分ですが、「宛先ごとに違う請求書PDFを添付」はこの方法ではできません。

方法2:Gmailの差し込み送信——クラウド派の手軽な選択肢

Gmailには差し込み(マルチ送信)機能があり、@名前 のような差し込みタグを使って個別化した一括送信ができます(利用可否はGoogle Workspaceのプランに依存します)。スプレッドシートの連絡先リストと組み合わせれば、Officeなしで完結します。

「月1回、全員に同じ案内を名前だけ変えて送る」ならこれで十分です。それ以上の要件が出てきたら、次のGASの出番です。

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方法3:GAS——宛先別の添付・条件分岐まで自由自在

GAS(Google Apps Script)を使うと、スプレッドシートのリストを読み込み、宛先ごとに本文を組み立て、宛先ごとに違うPDFを添付し、送信結果をシートに記録する——ここまで全部自動化できます。

請求書の自動作成(スプレッドシート請求書)と組み合わせれば、作成→添付→送付→記録が一気通貫になります。メール自動化の全体像はメール送信を自動化する方法をご覧ください。

事故を防ぐ設計——誤送信と迷惑メール扱いへの対策

誤送信対策(信用問題に直結)

迷惑メール扱いを避ける

一括送信は「送れること」より「間違いなく・確実に届くこと」が要件です。仕組みの構築時に、この2点を必ず設計に含めてください。

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よくある質問

Q. BCCでの一斉送信ではだめなのですか?

BCCは宛名の個別化ができず、TOやCCに入れてしまう情報漏えい事故のリスクが常につきまといます。実際にBCC送信のつもりがTOで全員のアドレスを晒す事故は後を絶ちません。差し込み方式なら1人1通の個別メールになるため、この事故が構造的に起きません。

Q. 1日に何通まで送れますか?

Gmailにはアカウント種別ごとに1日の送信数上限があり、GAS経由の送信はさらに別の上限があります。OutlookもプロバイダやMicrosoft 365の設定により制限があります。数百通規模を日常的に送るなら、上限の確認と送信専用サービスの利用を検討してください。

Q. 営業目的の一斉メールにも使えますか?

広告・宣伝メールを送る場合は、特定電子メール法により原則として事前の同意(オプトイン)と、送信者情報・配信停止方法の表示が必要です。既存取引先への業務連絡とは扱いが異なるため、営業メールに使う場合は同意の取得状況を必ず確認してください。

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TOTONO編集部 | 運営者・編集方針
株式会社SCコンサルティングが運営する業務自動化メディア「TOTONO Journal」編集部。中小企業の自動化・効率化の受託実績をもとに、現場で使えるノウハウと最新の制度・ニュースをお届けします。